日別アーカイブ: 2009-05-14

GIS+ネットリサーチ

GIS+ネットリサーチ、親和性はかなり高いと思っていたのですが、これまで具体的なサービスはなかったのでしょうか・・・?(ググってみても、めぼしいものは発見できなかったので・・・)

以下のリリースが発表されていました。

アイブリッジ、地図情報と連動したエリアマーケティングリサーチサービス「GISネットリサーチ」を提供~地図情報と連動した、エリアマーケティングリサーチが可能に(NIKKEI NET・2009/5/11)

年齢や性別、住所などの登録属性で調査対象者を抽出するのは、どこでもできますが、

「円形領域」「道路領域」「線側領域」「自動領域(主商圏)」「区画領域・自由領域」の区分でリサーチ対象地域・対象者の抽出が可能となった

のが、GISならではでしょう。
ただ、この機能によって何ができるの?、どのようなメリットがあるの?、ということを説明できるかどうかが勝負になりそうですが。。。
(メリット訴求がきちんとできるかどうかが、新機能によるリサーチ商品についてまわる悩みです。それと、コストパフォーマンス・・・。
いまでさえ主流となったネットリサーチですが、最初のころはかなり苦労されたと思います。
そういえば、マクロミルは杉本氏が社長に復帰していますね。どなたかも指摘していましたが、ユニクロを想起させます。。。閑話休題・・・)

こちら↓は、GIS+ネットリサーチといえるのかどうか?・・・。
単に、GISにリサーチデータをリンクさせるだけ?、という解釈をしましたが、どうなのでしょう?

ネットリサーチとの組み合わせでGISによるデータ分析がより身近に
(ZDNET Japan・2009/4/21)

「だけ?」とは書きましたが、データの見える化という点では、かなり効果的です。
店舗の商圏などを示せたりすれば、結構面白いのでは?
(ただ、サンプル数がネックになりそうです。狭いエリアでのマッピングだと・・・)

そもそも・・・
「GISってなに?」ということを説明していませんでしたが・・・^^;
こちら↓のページがわりと専門的でしょうか?お国のHPなので、具体的な商品の紹介はありませんが、GIS関連の情報を得るには、よいサイトだと思いますので、ご紹介しておきます。

GISポータルサイト(地理空間情報活用推進会議)

(まぁ、いまではカーナビやgoogle mapが一般的になったので、イメージしやすいと思いますが。。。)