日別アーカイブ: 2008-06-02

雑誌『プレジデント』石井先生のコラム part2

以前、雑誌『プレジデント』での石井淳蔵先生(前・神戸大学、現・流通科学大学)のコラムを、マーケティング・コラム(備忘録) としてまとめました。
その後も、エントリーが増えているようなので、ふたたび備忘録として整理しておきます。
いずれも、雑誌『プレジデント』のHP へのリンクです。
(もしかしたら、前回とダブリがあるかもしれません。今の私の関心でピックアップしてますので・・・)

消費者の生活に深く入り込む「経験価値マーケティング」(2006/1/30)

マス・マーケティングの反省の中から生まれたのが、ブランド・マネジメントである。しかし、その落とし穴はブランドのアイデンティティの議論が抜け落ちてしまうことにあった。そこで筆者は、「経験価値マーケティング」という新しい手法を提案する。

競争優位の切り札「知識のダム」効果とは(2007/4/2)

優秀な営業マンを何人かき集めても、つくることができない力──。
積水ハウスの「納得工房」での取り組みを例に、筆者は、競争優位の第三、第四の条件を提示する。

成長持続の鍵「マーケティング・リテラシー」(2007/6/4)

独立したリサーチ部門をもたなければ、マーケティングの経験を長期的に蓄積することは難しい。筆者は、「マーケティング・リテラシー」を改善する手法を提案する。

「米国流マーケティングマネジメント」の限界(2007/7/30)

P&G、ナイキといった米国企業の成功の背景には、マーケティングへの大規模な投資がある。がしかし、流通市場が異なる日本において、その手法を応用することは難しいのだ。

営業効率をあげる市場プロセスマネジメント(2007/10/1)

消費者や取引相手と共生的な価値をつくるにはどうすればよいか。
筆者は、市場のプロセスをマネジメントする方法論を紹介する。

ブランドの健康管理「プロセス・マネジメント」の効能(2007/12/3)

不特定多数の顧客を相手にするとき、企業がとるべき戦略とは何か──。
筆者は、ブランドを場とした「プロセス・マネジメント」が、そのカギを握ると説く。

「関係の脱構築」で予想外の感動を起こせ(2008/2/4)

フランスの哲学者ジャック・デリダが唱えた「脱構築」という理論。
筆者は、これをビジネスの世界に応用することによって、「共生的価値」が生まれると説く。

7社の事例に見るマーケティング優良企業の条件(2008/3/31)

マーケティング戦略の優れた企業に共通するキーワードは、「市場志向」だ。
では、「市場志向」とは何か?筆者は、三つのプロセスからそれを解明する。

本質を見抜く力「ビジネス・インサイト」を磨け(2008/6/2)

ある一つの事象から、新しいビジネスの価値を生み出す能力──。
筆者は、二つの事例を交えて、この能力を身につける方法論を説く。

いずれのコラムも、先生の最新共著である、↓の本と主題は一緒かもしれません。
(この本についての、エントリーは →こちら にありますので、参考にしてください。)

マーケティング優良企業の条件―創造的適応への挑戦 マーケティング優良企業の条件―創造的適応への挑戦
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2008-01

それと・・・
石井先生が以前書かれた本で、ぜひ紹介しておきたい本があるので、あらためてエントリーをすることにします。