おもしろい記事を見つけたので、取り急ぎのご紹介を。
その記事は、こちらです↓。
以前、『欲望解剖』という本をご紹介した際に、ニューロマーケティングについても少し触れていますが、欧州では研究が進んでおり、実務の世界でも活用されているようなのです。
「ニューロマーケティング」という新しい手法が、今、欧州で注目を集めている。人間の脳をスキャンして広告に対する消費者の反応を脳科学的に分析するもの。広告がさらにパワーアップすることによって、消費者の財布の紐が緩みっぱなしになってしまうかもしれない。
ジョージ・オーウェル的な洗脳のような印象も受ける。だが、広告の精度を上げて売り上げアップを図りたい企業にとって、ニューロマーケティングは極めて魅力的な可能性を秘めている。莫大な広告費を投じる前に、広告やCMソング、ロゴが消費者の潜在意識にどのぐらい響くかを定量的に測定できるようになるからだ。「フォーカスグループインタビュー」や、そのほかのフィールド調査の信頼性に疑問を抱いていたマーケティング担当者にとっては、待ちに待った手法と言える。
「ニューロマーケティング」って何?、という方は、こちら↓を参照ください。
さらに、こちら↓の会社では、すでに「ニューロコンサルティング」というメニューもある・・・。
以前、blog上でも結構話題になった雑誌↓。(ニューロマーケティングそのものについては、一部ですが。)
関連本もいくつか、ご紹介しておきます。
いきなりニューロマーケティングもいいですけど、しっかりと「脳」についての理解をしておくことも、リサーチャーには必要だと思います。
欲望解剖 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2006-12 |
⇒脳科学の茂木先生とブランド論の田中先生の本。さっと理解するにはいいです。
心脳マーケティング 顧客の無意識を解き明かす Harvard Business School Press 価格:¥ 2,940(税込) 発売日:2005-02-10 |
⇒定番本。リサーチと絡めて、脳科学を理解するにはこちら。
脳科学から広告・ブランド論を考察する 価格:¥ 2,520(税込) 発売日:2007-02 |
⇒こんな本もあります。脳科学の視点から、広告調査を考察しています。ただ学術論文的で、読みにくい・・・。
進化しすぎた脳 (ブル-バックス) 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:2007-01-19 |
脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!? 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2006-09 |
海馬―脳は疲れない (新潮文庫) 価格:¥ 620(税込) 発売日:2005-06 |
⇒池谷裕二先生の著書。いずれも、脳について理解するとっかかりとしては、お勧め。